空飛ぶ子ブタのブログ

元JAL ANA。現役CA8年目。就職活動の応援だったり、楽しかったり辛かったりするフライトのこと、家庭との両立を徒然と。企業にてマナー講師をしていた経験もあるのでエントリーシート&面接対策も個別で承ります^_^

各航空会社の役割。

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今回は各航空会社の主な役割をザックリと紹介したいの思います!

 

航空会社は主に、

1.大手航空会社

2.系列航空会社

3.新規参入航空会社

4.LCC

という4つのジャンルに分けることが出来ます^_^

 

では、それぞれがどのような特徴を生かして、どのようにすみ分けをしているのか?

 

紹介します。

1.【大手航空会社】

幹線(羽田、成田、千歳、関空、福岡、沖縄などの大きな空港)を利用することが多く交通の番が良い。LCCより料金が高くても機内においてのサービスを重視する人向け。ビジネス客向け。

2.【系列航空会社】

日本では山間や離島が多いことから小さい機種を使用して大きい基材を使用して人やモノを運ぶ。

3.【新規参入航空会社】

地域との結びつきが深く、生活の足でもあるため、その土地の人が旅客であることが多い。料金は大手より安め。便数は少ない。

4.【LCC

ローカルな空港を利用するため交通の便は幹線の空港に比べて良くないこと、予約から搭乗まで全て自分で行うことや、飲み物食事を提供しない(有料)分、運賃が安い。小型機が多く、ボーディングブリッジが使えないため、ゲートが離れている。

悪天候や基材故障などにより機材繰りが出来ないためフライトキャンセルになることも。

 

それぞれがどういう立ち位置にいて、どういうサービスを主に打ち出しているのか。

改めて文字として確認すると、曖昧だったそれぞれの違いが分かりますね♩

 

参考になれば幸いです^_^

 

魅力的な自分になる✨

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こんにちは。

今日は『魅力的な自分にグッと近づく』ある習慣を紹介したいと思います。

 

努力家で頑張り屋さんが多いエアライン受験生の皆さんは日々過去問対策をしたりTOEICの勉強をしたり、色んな努力を重ねていると思います^_^

 

しかし、1つここで考えて欲しいのが!

客室乗務員という仕事は人を相手にする仕事であるということ、面接に置いては『また会いたいな』『この人と一緒に働きたいな』と思って貰うというゴールがあります。

 

机に向かってひたすらに対策をする努力だけでは足りないのです。

 

では、一体どうすれば『一緒に働きたい』と思ってもらえるような魅力的な人になれるのか?

 

それは1日の終わりに『今日出会った魅力的な人』を思い出してノートに書くという作業です。

ノートに書かなくても、日頃から『どんな人が魅力的な人なのか?』を考えてアンテナを張って欲しいのです。

そして、見つけたそのポイントを早速自分の生活に取り入れること。

 

それが日常で身に付けられる『魅力的な人になれる習慣』です。

 

例えば、、、、

1.電車で向かいに座っていた女性の座り姿がとても綺麗だった

→姿勢、足が綺麗に閉じている座り姿勢を今日から取り入れる

 

2.カフェの店員さんの挨拶が気持ち良かった

→しっかり目を見て挨拶、アイホールドを長く丁寧な印象の挨拶を心掛ける

 

3.先輩の言葉遣いが綺麗

→語尾が伸びていない

 

などなど。

所作というものは一朝一夕には身につかないと言われていますが、それでも意識を変えるだけで魅力的な雰囲気というものは身に付き発揮されると思っています。

実際にこの方法は学生時代に現役CAの方から教わり、ずっと心掛けていた習慣です。

 

また、面接の為に始めた習慣でしたが、1週間ほど試みたところでアルバイト先の店長や友人、教授達から「最近雰囲気が変わったね!」と嬉しい言葉を掛けて貰えた記憶があります。

 

また親からも「試験が終わるごとに貴方がどんどん雰囲気が変わっていく様子が印象的だった」と言われたことを思い出しました。

 

エアライン受験というものは、試験を突破していくごとに人間性が磨かれていくもので、最初っから100%受かるような適性を持った人は殆どいないと思っています。

 

育ち、環境、見た目、能力は本当に人それぞれで、中には全く自信が無い中でエアライン受験に挑んでいる方もいるかもしれません。

面接には呼ばれたけれど、全く受かる気がしない、、、とやや落ち込み気味な方もいるでしょう。

 

そんな方こそ是非顔を上げて今日一日、もしくは試験会場に向かうまでに出会った魅力的な人の、その良きところを1つお守り代わりに取り入れて、試験に挑んで欲しいのです✨

 

皆さんの吉報を願っています^_^

 

 

ANAのCAを目指す方への推薦図書

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始めに、オススメの本を紹介する前に一度 ANAの予備知識💕

実はANAは企業としてのルーツが世界の多くの航空会社と異なります。

第二次世界大戦により壊滅した日本の定期航空事情を再考することを目的にANAの前身となる『日本ヘリコプター輸送株式会社』が設立されたわけですが、当時世界では国による航空会社経営が常識とされる中、役員12名、社員16名、ヘリコプター2機という小さな純民間航空会社としてのスタートは世界的にも珍しく全くゼロからのスタートでした。

そして、創業時に掲げられた『高潔な企業』『権威に屈することのない、主体性を持つ企業』『独立独歩できる企業』という経営理念に込められた創業者の思いは、今も ANAに『努力と挑戦のDNA』として息づいています。

 

では、オススメ図書です。

・『現在窮乏 将来有望ー評伝 全日空をを創った男 美都路昌一』

 

・『仕事も人間関係もうまくいく  ANAの気づかい』

 

・『どんな問題も「チーム」で解決する ANAの口ぐせ』

 

・『 ANAが目指すCSーお客様と共に最高の歓びを創る』

 

私が読書による企業研究をオススメする理由は、ネット検索だと自分が調べたい内容をピンポイントで知ることしか出来ませんが、本という媒体を通して調べるとそのキーワードに関する内容の背後にあるストーリーであったり、予備知識などがバランス良く得られるからです。

また今の時代なかなか読書をする方がいないことから、情報の質にも差を付けられることが読書による企業研究の良さだと思っています。

本は内容を全て読もう!と意気込む必要はありません。たった一行でも自分にとって価値のある文章に出会えれば、その本は大いに買った意味があると言えます。

 

今はアマゾンでも手軽に取り寄せることが出来ますので、皆さんぜひ!

 

 

 

 

JALのグランドスタッフ日本一!(エアステージを読み解く④)

前回の『エアステージを読み解くシリーズ』が好評で沢山のいいね!やリツイートを頂いたので、その続編をまた載せていきたいと思います。

 

今回はJALのグランドスタッフ日本一!の永見愛理さんのインタビュー記事を抜粋してお伝えします。

 

笑顔が可愛くて惚れ惚れしちゃう永見さんですが、さすが日本一に選ばれるだけあって話すコメントの内容も素晴らしいんです。

 

JALの顔になるだけあるコメントを多々残しておりますので、いくつか紹介しますね💕

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https://www.thekono.com/magazines/5b0c230247b6a

 

『接遇面では「感性を磨く」ことを念頭に練習を重ねました。お客様の気持ちを表情や仕草から推測して、その一歩先のお客様の状況を考えたうえで言葉や姿勢でお伝えする。その一連の行動を習慣づけるようにしました』

 

永見さんの考えるホスピタリティとは、一人ひとりに対して心を込めて誠心誠意向き合うこと。

『観光でワクワクされている方、多忙なビジネスマン、それぞれのお客様のお話を誠心誠意「聴く」ことがお客様のニーズを察することに繋がります。さらに、そのニーズに最大限お応え出来るような自身の知識や情報の引き出しを多く持つことが、結果として記憶に残るおもてなしに繋がるのだと思います』

 

『私たちは、弊社が一度破綻した過去を忘れず、お詫びと感謝の気持ちをお客様にお伝えしていけるように日々心がけています。破綻したことをご存知のうえで、変わらず弊社をご利用下さるお客様がいらっしゃることは大きなやりがいです。「遠回りでもJALに乗りたいから」というお客様がいらっしゃることに心から感謝するとともに、私どもに高い期待をお持ちいただけていることに身が引き締まる思いです』

 

『私自身、子供の頃から聴き上手になりなさい、という教育を受けてきて、この仕事に就いてからもお客様のお話を誠心誠意聴くことを大切にしてきました。一方で、自分の思いを言葉にするのが苦手なこともあり、こんなことをお話ししたら喋りすぎかな、このお客様には要らない話題かもなど考えるうちに、それなら言わないでおこう、と思うことが多くありました。けれども、ちょっとした話題を添えるだけでお客様の表情が明るくなったり、それをきっかけに話がひろがったりという経験を通して、気持ちを言葉にしないともったいない、と思うようになったのです』

 

JALの過去問集をご覧になった方はお気づきの通り、JALは『感謝』という言葉や質問を多用していますよね。この方のコメントにも自然にお客様に対する感謝という言葉が出てきていることに、JALらしさを感じます。

 

また『聞く』という言葉を『聴く』という言葉で表現しているところもポイントだと感じました。

JAL時代、お客様のお話を聞くときは『聴くの精神で耳を傾けなさい』と教わりました。

『聴』に耳、目、心という感じが含まれているようにお客様の話を伺う時は、耳だけでなく目と心を相手に向けるのよ、と習ったものです。

 

私の職業は客室乗務員ですが、いつもバトンを繋ぎ合っているグランドスタッフの方々には日々本当に感謝と尊敬をしています。

 

この記事からはグランドスタッフとしての誇りを感じられるとても素晴らしい精神を学ぶことが出来ました。

今月号は皆さんぜひ手元に残していて損はないですよ。

 

 

ではでは、今回も長い文章にお付き合い頂きましてありがとうございます😊

 

エアステージを読み解く③

今月のエアステージは読み応えアリアリ✨

特にJAL ANAのおもてなしコンテント優勝者のインタビューが接客業として核心をついたコメントをしていて、同業者として勉強になります。

 

ANAのCA日本一の小林めぐみさん

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https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1096/576/amp.index.html

 

この方のコメントは同業者にとっても受験生にとっても為になる内容ばかりなのでぜひ読んでほしいなと思いました。

 

中でも私自身が素敵だなと思った内容を2、3個紹介しますね。

 

『私は本当に凡人でなんの取り柄もなく、小さい頃から何をやってもダメな子どもだったのですが、唯一、父に褒められたことがあるのが「いい友達がたくさんいること」でした。人との接し方に自信があるわけではありませんが、ただ人に対しての興味が強いのだと思います』

 

『コンテストでは、評価してくださる方々がちょうど父と同じ世代でした。くすっと笑っていただけるような粋な会話は出来ませんが、ただ、父と接するように意識したところが伝わったのかな、と思います』

 

『自分が接客した目の前のお客様に喜んでいただけるだけでいい。すべてのCAがそう思うことで、お客様は絶対にまた利用してくださると思います。私はできればずっと、お客様の近くで客室乗務員として活躍したいと思っています。さらに今、自分が上げるべきスキルは、個々のCAが最高のパフォーマンスが出来るような雰囲気作り、マネジメントが出来ることだと思うのです』

 

今でこそ、サービスのプロと誰もが認める小林さんだが、実は ANAを二回受験した。新卒試験では最終面接で落ちてしまった苦い経験がある。

『最初の失敗は、背伸びして模範解答を答えたり、どうやったら面接官に受けがいいか、合格できるかばかりを考えていたりしたからだと思います。ですから2回目は背伸びするのをやめて、自分しか経験できなかったこと、自分が出会った人から影響を受けた感じ方や考え方など、言い澱みながらも自分の言葉でお話ししました』

 

まだまだ他にも仕事について色々ステキな言葉を残しています。

飾らず等身大の自分を語る言葉だからこそ、人の心にすっと届く。そんなことを学ぶ内容です。

まだ今月のエアステージを買ってないという方はぜひ!

 

期待に応えられないかもしれない。

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最近ちょっと気付いたことなんですが、

元々憧れて目指したエアラインの世界。

 

自分の夢だったはずが、

誰かの期待に応えるための夢に

いつの間にすり替わっている人

多いと思ったんです。

 

落ちるたびに申し訳ないな、

こんな自分ダメだな、

生きてる意味無いなって。

 

イヤイヤイヤ!!!

考えすぎだし、誰も貴方にそんな期待なんてしてないよ。

親でさえも。

貴方と話して相談に乗っているときは全力の期待をかけてくれているかもしれないけれど、一度離れたら親でさえも自分の人生に一生懸命で他の人のことなんて9割忘れているもの。

 

とか言う私も実は勝手に誰かの期待を背負った気になってプレッシャーを感じて苦しみながらエアライン受験をしていました。

凄い苦しかった_| ̄|○

 

今試験中の方、一区切りついた方、今は一旦諦めようと思っている方様々いらっしゃると思いますが、、、。

 

まず、誰のために受かりたいのか、何のために受けるのか改めて考えてみませんか?

 

当時、私は他の誰かがどう思おうと私自身が楽しく暮らすために受かりたいんだ!と目標を決め直しました。

 

そして、誰かの期待に応えよう!と思わなくなったら、なぜか自分を信じられる気がしてきたんですよね。

 

ダメダメな自分だけど、そんな自分を信じて頑張るしか道は無いし。

ダメダメな自分が受かるからカッコ良いんだし。

そもそも、ダメダメじゃない人間なんて存在するのか?と。

 

基本的にダメダメだけど、そんな自分の中でもキラリ✨と光る良きところは1つぐらいは必ずあって、そこを大切に伸ばしていこう、自信を持とう!って。

 

そして、カッコつけて生きてる人よりダメな自分を認めてさらけ出してる人の方が実はカッコ良いし何故か惹かれるよね〜と。

 

誰かの期待に応えるのを辞めた瞬間、なんだか凄く楽しくなったことを今ふと思い出しました。

 

あと、ツイッターでもよく呟くんだけど、『言葉』っていうものを皆もっと信じて大切にした方が良いよ。

 

コトダマって本当にあると思っているし、叶えたいことは必ず口に出して叶えてきた私が断言する。

 

口に出した言葉は返ってくるから、自分にも人にも沢山ポジティブな言葉を掛けてね。

 

5分でわかる✨スターフライヤー^ - ^

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スターフライヤーについてザックリ調べてみた

現在試験が行われているスターフライヤー

スターフライヤーのことを知っている方も知らない方も、この会社の事がザックリと分かるように説明しちゃいます。

 

色んな記事やサイトを読みますが、私は基本的にその企業の中期経営計画を参考に現在の立ち位置と向かって行く所を調べています^ - ^必読ですよ!

 

らしさの追求

『らしさの追求2020』 ということで、

北九州に拠点を置き既存路線5路線2018年から国際線就航を始めています。

ちなみにスターフライヤーらしさ=『質へのこだわり』でお客様に選ばれる企業です。

 

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https://www.starflyer.jp/starflyer/corporate/mid-term-plan.html

 

ターゲット層は主に北九州周辺の方とのこと。

サイトを見ていても分かるように、メイン客が周辺地域の方ということで、地域密着型のサービスにこだわっているんですね。見た目はクールでスタイリッシュだけど、中身は温かなサービス💕

まさにスターフライヤーを体現した言葉。

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https://www.starflyer.jp/starflyer/corporate/mid-term-plan.html

 

ハイブリッドLCCは辞めた。今後は国際線の更なる展開を目指す

 

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国内線の需要が減ってきている今、すでにあるマーケットを中心に国際線を展開させて行く展望とのこと。

また、ハイブリッドLCCという位置付けを辞め、お客様に対してのケアを出来ることはどんどんやって行く方向に転向。

地方エアラインならではのガツガツとした、でもお客様を大切に思う姿が見て取れます。

 

まとめ

『品質で選ばれるスターフライヤー』として、地域密着型サービスを軸に今後国際線の更なる展開を目指している。

またLCCを脱却し、お客様に対するケアを出来ることはどんどんやっていく!

大手には無い子会社ならではの温かみを強みとして、らしさを強みに今後も活躍を意気込む企業^ - ^

 

ひとこと

スターフライヤーには私自身まだ乗ったことはありませんが、スタイリッシュな制服姿のキャビンアテンダントが空港を颯爽と歩く姿は同じ客室乗務員として見ていて憧れます。

 

子会社だからこそ出来ること!これはスターフライヤーに限らず地方エアラインの課題だからこそ、受験される方もそれを意識しながら企業研究や面接に臨むと良いと思います。

 

また地方エアラインならではの、家族のようにお客様に接する気持ちがホームページの客室乗務員のコメントから伺えて素敵だなと思いました。

今後は地域活性に加えて国際線開拓の野望を持つスターフライヤーに求められる資質は何か?客室乗務員にはどんな資質が求められるか?

ぜひ考えながら就職活動をしてみると良いですね♩

 

皆さんの吉報を願っております。