エアステージを読み解く③
今月のエアステージは読み応えアリアリ✨
特にJAL ANAのおもてなしコンテント優勝者のインタビューが接客業として核心をついたコメントをしていて、同業者として勉強になります。
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1096/576/amp.index.html
この方のコメントは同業者にとっても受験生にとっても為になる内容ばかりなのでぜひ読んでほしいなと思いました。
中でも私自身が素敵だなと思った内容を2、3個紹介しますね。
『私は本当に凡人でなんの取り柄もなく、小さい頃から何をやってもダメな子どもだったのですが、唯一、父に褒められたことがあるのが「いい友達がたくさんいること」でした。人との接し方に自信があるわけではありませんが、ただ人に対しての興味が強いのだと思います』
『コンテストでは、評価してくださる方々がちょうど父と同じ世代でした。くすっと笑っていただけるような粋な会話は出来ませんが、ただ、父と接するように意識したところが伝わったのかな、と思います』
『自分が接客した目の前のお客様に喜んでいただけるだけでいい。すべてのCAがそう思うことで、お客様は絶対にまた利用してくださると思います。私はできればずっと、お客様の近くで客室乗務員として活躍したいと思っています。さらに今、自分が上げるべきスキルは、個々のCAが最高のパフォーマンスが出来るような雰囲気作り、マネジメントが出来ることだと思うのです』
今でこそ、サービスのプロと誰もが認める小林さんだが、実は ANAを二回受験した。新卒試験では最終面接で落ちてしまった苦い経験がある。
『最初の失敗は、背伸びして模範解答を答えたり、どうやったら面接官に受けがいいか、合格できるかばかりを考えていたりしたからだと思います。ですから2回目は背伸びするのをやめて、自分しか経験できなかったこと、自分が出会った人から影響を受けた感じ方や考え方など、言い澱みながらも自分の言葉でお話ししました』
まだまだ他にも仕事について色々ステキな言葉を残しています。
飾らず等身大の自分を語る言葉だからこそ、人の心にすっと届く。そんなことを学ぶ内容です。
まだ今月のエアステージを買ってないという方はぜひ!